デビューした頃からコンサートなどで何度も京都を訪れているという、THE BOOMのボーカリスト・宮沢和史さん。
その宮沢さんがつくり手の思いに共感し、ほれ込んだ沖縄の品が現在、
JR京都伊勢丹10階の「大沖縄展」にて期間限定(8月22日~27日)で販売されています。
お店の名前は「NIPPONIAN~日本市~」。
音楽活動を通して全国で出会った、
職人がつくる数々の逸品を取り揃えたお店です。
主にWEB上での販売ですが、今回はお店を設けての販売。
京都を訪れる多くの方に、沖縄のさまざまな品を紹介されています。
オープン初日の22日、宮沢さん自身が来京されPRに来られたため、
さっそくインタビューに行ってきました。
その様子をご覧ください。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=c79tZCUxHpk[/youtube]
インタビューで聞いた宮沢さんの地声は、歌声と少し違ってかなりダンディー。
京都でお店を開いた今の抱負を伺うと、
「京都は日本人の文化の中心で、だれもがあこがれる場所。
その中でこういった沖縄の文化を紹介できるのがうれしいですね。」
とおっしゃっていました。
こちらは職人さんと共同でつくられた商品のデニム。
「でいごの花」が紅型で手染めされています。
後ろのポケットに刺繍された鳥はご自身もデザインで関わったとか。
琉球絣の伝統的な模様「とぅいぐゎー」がモチーフです。
棚には戦後生まれの製法でできたガラスコップなど。
コーラやペプシのビンを原材料にした歴史があり、
アメリカと沖縄のさまざまな関わりを示すものです。
アメリカや中国などいろんな文化が入って、深まってきた沖縄の文化。
それをベースにして生まれた小皿や器には
和食洋食を問わず、何を盛り付けても似合います。
ご自身と沖縄との関わりも、いろいろ話してくださいました。
「『島唄』を書いたのが20年前。
僕自身、沖縄に行き始めた頃はずいぶん壁を感じました。
それが少しずつ変わってきていると思えるのも、
20年間ずっと、一定の距離で見てきたからではないでしょうか。」
沖縄返還から40年の今年。
その節目にひとりでも多くの人に、沖縄のを考えてくれるきっかけとなれば。
そんな思いがお店に込められているようです。
最後に、京都いいとこマップを紹介していただきました。
本当にありがとうございます。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=A_lMD7QRdIQ[/youtube]