京野菜のおみやげはいかが?京都の老舗農家へ野菜を買いに

せっかく旅をするのなら、その土地でとれたものが食べたい。その土地でつくられた食材で料理がしてみたい。夏のキャンプシーズン、食材調達も、その地域のもので揃えてみたい。そんな旅人におすすめしたいのがこちら。「京やさい佐伯」さんです。

北野天満宮から御前通りを丸太町通方面へ進んでいく途中にある昔ながらの民家。軒下に並ぶのは、農薬・化学肥料不使用で育った野菜たちです。

じつは佐伯さん、江戸時代から続く京都洛中の農家さん。三里四方の旬※を大切に、京都市の中心部や亀岡市の畑でハウスを使わない露地栽培に取り組んでいます。※生活圏に近い土地でとれた旬の野菜を食べる暮らしを大切にする考え

3月頃の直売所の様子

取材させていただいたのはちょうど早春の端境期。夏は床几に並びきらないほど多品目の野菜が並ぶんだよとお聞きしていたので夏に行く機会を楽しみにしていました。そしてようやくその機会を得た7月半ば頃。お店にはカラフルな夏野菜がいきいきと並んでいました!

7月中旬頃のお店の様子
きれいな色をした鷹峯とうがらし。奥は伏見とうがらし。
今年はトマトの出来がいいそうです
賀茂ナスの味噌田楽、おいしいですよね。鹿ヶ谷かぼちゃはお土産にしてもおもしろいかも!?
自家製漬物も販売。夏はしば漬や水ナスのからし醤油漬が並びます。

お店に行かれる際は1992年から5代目が書き続けているという壁新聞「旬刊はたけ情報」(月3回発行)も必読です!

地元のひとや料理屋さんが普段使いしている野菜の直売所。小中学生のお子さんなら、夏休みの宿題にぴったりの題材がこういったお店では見つかるかもしれませんね。

ちなみにわたしはナスを買いました。味噌で炒めようと思っています。楽しみです。

◎「京やさい佐伯」の情報は京都いいとこマップ夏号へ(2022)

https://kyoto.graphic.co.jp/library/

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