【京都の桜2019】千本ゑんま堂(4/19)
千本ゑんま堂の手毬のような普賢象桜。境内の桜木にはまだいくつかつぼみもあったのでしばらく楽しめるかもしれません。4/20は「普賢象桜のゆうべ」も開催。屋台が並びバンド演奏も行われるとか。
桜が見頃を迎えている頃、13時より紙芝居の公演も行われています。
これは先代住職が千本ゑんま堂の開基であり平安時代の官僚だったという小野篁公を題材としたストーリーを考え、友禅の下絵職人が絵を担当したというもの。しかし先代は物語の完成前に亡くなられ、作品は未完の状態だったそうです。それを現住職とつながりのあった音楽家の福井さんが演出や音楽を加え、先代住職の紙芝居を完成させたんだとか。
紙芝居は約30分。音楽と光の演出がされる中、紙芝居はプロジェクターに映し出して展開。そしてストーリーテラーとして登場するのが風天さん!途中から閻魔様に交代するのですが、どんなお姿なのかは実物を見てのお楽しみ…
紙芝居の中ではご先祖供養の大切さや、小野篁公や京都の歴史、地獄についてなどを分かりやすい言葉で紹介。京都の歴史や文化に興味がある方も楽しめる内容だと思います。閻魔さまの案内で地獄についての紹介もあるのですが、地獄絵図が映し出されるので内心びくびくしました。
4月21日~24日も13時から開催予定とのこと。本堂手前脇の建物内部1階で公演されています。お花見がてら観覧されてみてはいかがでしょうか。
この日はかわいいシールも頂戴しました。ありがとうございます。
▼千本ゑんま堂
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