桜の名所「背割堤」も一望!「さくらであい館」3月25日オープン

桂川・木津川・宇治川が合流する淀川三川合流域。ここにある淀川河川公園「背割堤地区」は、約1・4㎞の桜並木が楽しめる、人気のお花見スポットです。

また、この三川合流地域周辺には、石清水八幡宮が有名な八幡市、天王山の麓・大山崎町など、豊かな自然と歴史に恵まれた町々に囲まれています。そんな周辺地域を周遊してもらうことで地域を盛り上げていこうと、2017年3月25日、拠点施設「さくらであい館」がオープンすることとなりました!

場所は背割堤の桜並木の起点となる御幸橋沿い。管理棟と展望塔からなる施設です。京阪本線「八幡市駅」から歩いていくと、こんな具合に施設が見えてきますよ。駅からは歩いてだいたい10分です。

目の前にするとこんなかんじ。和風の落ち着いた外観ですね。

それでは施設についてご紹介しましょう。
まずは和風建築の特長も取り入れた「管理棟」へ。

目次

管理棟

屋根がふわりとカーブを描く「むくり」という形式の木造平屋建て。京都産の天然土を使った土壁、町家にも見られる格子をモチーフとした外壁など、自然のやさしさを感じる日本らしい建築物です。

エントランス

吹き抜けになっており、天窓も備わっています。

さくらShop


週末を中心に地産地消の特産品を販売するコーナーです。土日祝には、京都文教短期大学の学生たちが地域と連携して開発した「三川オリジナルスムージー」を発売。さっそく25日から「キウイと小松菜のスムージー」、イチゴを使い桜の塩漬けを添えた「さくらのスムージー」が味わえるようです。

情報発信コーナー


休憩スペースにもなっているコーナーです。壁には「淀川」の歴史をパネル展示。

イベント広場「淀」&会議室「桂」&学習室「宇治」「木津」

4種類の貸しスペースがあります。マルシェやイベント、地域の集いや講座。いろんな取り組みに使えそう。

「淀」には周辺地域の観光パンフレットもいっぱい。ここで旅の計画を練って出かけてみるのはいかがでしょうか。

「宇治」「木津」の部屋からは、男山の良い眺め。

授乳室も完備。

つづいては「展望塔」へのぼってみましょう。

展望塔

高さ約28メートルの八角形の展望塔。八幡市内にある「八角堂」や、館の目の前にある御幸橋の親柱をモチーフにしたことで八角形が採用されました。

階段もしくはエレベーターでのぼります。

エレベーターが開くと目の前には木津川&宇治川!その真ん中に背割堤の桜並木です。

360度ビューなので、男山に天王山、愛宕山や比叡山、京阪電車、京都タワーも見えますよ。基本ガラス張りですが、上部の格子あたりは解放されており、風が通り抜けています。冬場は防寒忘れずに。

ちなみに外の駐輪場にはバイクラックも用意されています。サイクリングロードが整備されている地域なのでロードバイクユーザーも多いんですよね。

この「さくらであい館」のお披露目ともなる25日には、10時から開館式典。そして「出会い」をテーマとしたオープニングイベント「淀川三川春フェスタ2017」が25~26日に開催されます。

たとえば、旬の朝堀たけのこや石清水八幡宮門前名物「走り井餅」・地元人気のパン・伏見のお酒など地元グルメ盛りだくさんのマルシェ、ダッチオーブンを使った料理体験など。各地域からおいしい食と体験企画が大集合です!

また、淀川沿川で活躍しているというアーティストのJazzライブが両日開催されます。八幡市の「お茶の福翠園」、大山崎町の「大山崎COFFEE ROASTERS」のカフェも出店するので、珈琲やお茶で一服しながら音楽に耳を傾ける、そんな素敵な時間が過ごせそうです!

ほかにも様々なプログラムが目白押し。詳細は公式サイトをチェックしてみてくださいね!

「さくらであい館」で、まだ知らない京都との「出会い」をお楽しみください!

「淀川三川合流域 さくらであい館」の概要

京都府八幡市八幡在応寺
開館時間9:00~17:00
※3月25日は12:00より一般開館
展望塔は桜開花時期以外は無料
※3/25~4/10は有料:300円/小・中学生100円
https://www.yodogawa-park.jp/

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