祇園祭ゆかりの老舗茶屋で西京白味噌のカキ氷

祇園祭は八坂神社のお祭り。その門前にある料亭「二軒茶屋 中村楼」は創業450年以上の老舗です。店頭には茶房があり、和甘味が楽しめます。こちらでいっぷくの涼を得るべく「かき氷」をいただきました。茶房の中はまるで森の中のこもれび。

カキ氷の種類が多くて迷ったんですが…

西京白味噌氷にしました!

まろやかな西京白味噌に、きなこの香ばしさが絶妙!柔らかな焼き白玉は、冷たくなると硬くなるのでお早めにとのこと。確かに最初と最後で柔らかさが違ってきました。氷の中にはピンク色の求肥がかくれています。

ちなみにこの「二軒茶屋 中村楼」は祇園祭の「稚児社参」(7/13)という行事にて大切な役割を担っています。「稚児社参」は祇園祭の稚児たちが八坂神社へ参り、お祓いを受け、この日を境に神の使いとなる神事です。公衆の前では地面に足をつけることがNGになるため「強力(ごうりき)」と呼ばれる男性の肩に担がれて移動するようになりますね。

この「稚児社参」の早朝、中村楼では心身を清めた当主が、稚児餅を八坂神社の神前に奉納。その後、稚児社参を終えた稚児たちは中村楼で休憩。その際に稚児餅もいただくそうです。串に刺した餅を焼いて白味噌を塗った香ばしい稚児餅は厄除けの意味もあるとか。7月14日~31日は一般の人も中村楼にて注文することができます。祇園祭限定の稚児餅。この機会に味わってみては?

▼京都 祇園祭特集
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2012/07/index.html

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる