龍谷ミュージアム特別展「“絵解き”ってなぁに?」


絵解きという言葉になじみがないだけに、
このポスターのように?が浮かんでしまいました。

文字通り絵画の内容を説明することではあるのですが、
特に仏教関係の絵画や社寺に残る掛幅などを解説することを「絵解き」というそうです。
かつては琵琶などの楽器で演奏しながら語り聞かせていたこともあったとか。
単なる解説にとどまらず、立派な芸能文化として育まれて、現在にいたっています。

そんな絵解きの文化をひもとく今回の特別展。
どんな絵が展示されているのかというと、

熊野観心十界曼荼羅(三重・神戸第1・第2自治会・新光寺保管)


六道絵(閻魔王庁幅)(滋賀・聖衆来迎寺)


重文 聖徳太子絵伝 第1幅(愛知・本證寺)


鐘巻由来図 第4幅(部分)(和歌山・道成寺)
といった貴重な文化財が目白押しです。
※展示内容については、期間中に展示替えが行われます。

会期中は絵解きの実演もあるので、興味のある方はいかがでしょうか。
実演などの詳しい日程やお申し込み方法についてはコチラでご確認ください。

【展示会の案内】
“絵解き”ってなぁに?-語り継がれる仏教絵画-
開催期間:10月13日(土)~11月25日(日)
大人1000円

龍谷ミュージアム
京都市下京区堀川通正面下ル(西本願寺前)
TEL.075-351-2500
10:00~17:00(受付は16:30まで)
月曜休館

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