明日16日に行われる「五山送り火」を見学する際、役立ちそうな豆ちしきをお届けします。
◆20時点火 大文字
大文字の右払いの先端近くに火床がない場所があるそうです。火のない場所をつくることで
筆で書いたときのかすれを表現しているんだとか。払いの近くを注目してみてくださいね。
◆20時10分 妙法
松ヶ崎の山に灯る字です。21時頃からは松ヶ崎の涌泉寺にて「題目踊り」が行われます。
太鼓にあわせて体をまげのばし、団扇を上下に回転させる?踊りだそうです。
◆20時15分 船形
西賀茂の船形です。単純に長さだけ見ると、縦約100m以上、横約200m以上と5山の中では一番長いようです。
北大路橋で大文字を見た後、植物園側に行けばちょろっと見られます。
◆20時15分 左大文字
長さだけを見ると、大文字の約2分の1の大きさのようです。西大路通を北に向かっていると見えるのでなじみがあります。
◆20時20分 鳥居形
日本最大級といわれる平安神宮の大鳥居は高さ24,4m。奈良県の大神神社では32,2m。(ウィキペディア調べ)
高さ約76mの「鳥居形」が圧倒的な大きさであることがわかります…!ヾ(- -;)
元々、松明の火を空に投げることで霊を送った風習があり、それが山への点火に変わったそうです。
これが室町時代以降のことだとか。
大文字の字形のはじまりは空海、近衛信尹(このえのぶただ)、五山僧横川景三(おうせんけいさん)などと諸説あり、
他の各山のはじまりも諸説ある様子。
☆当日関係者以外の各山の登山は禁止です。ご注意ください。
☆点火時間など気象条件によって変更の可能性あり
◆送り火のよく見える見学場所やマップはこちら
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2011/08/theme1/index.html
◆16日19時45分~は送り火を中継ライブでお届けします。
https://kyoto.graphic.co.jp/live/ust/2011/gozan/index.html