2016年7月1日は七十二候のうちの「半夏生」の日です。
七十二候というのは、1年を24等分した季節をさらに約5日ずつに分けた季節のこと。
この半夏生の日は、田植えを終える目安の日となっていたようです。
かつて半夏生は、夏至の日から数えて11日目とされていましたが、
いまは「太陽が天球上の黄経100度の点を通過する日」だそうです。
かなり天文学的な話ですね!
ちょっとこれは置いといて…
とりあえず、2016年は7月1日が半夏生の日にあたるんです。
その半夏生の頃に花期を迎え、
葉っぱの表面が白くなる植物が「半夏生」。
時節と同じ名前でややこしいですが、
ドクダミ科の花で、「カタシログサ」と呼ばれたりもします。
そんな半夏生が見れる京都のスポットといえばこちら。
■建仁寺塔頭 両足院
■大覚寺 大沢池
■等持院
■勧修寺
■天龍寺
■三千院
中でも有名なのは両足院です。
2016年は6月6日~7月6日(10時~16時半受付終了)にかけて
半夏生の庭園特別公開(大人600円)を実施されます。
別途 500 円で、境内の「臨池亭」にて
お抹茶と菓子もいただけますよ。
同期間、
「長谷川喜久日本画展~生誕300 年 伊藤若冲へのオマージュ~」も
開催されるとか。
※掲載写真は昨年以前のものです