賀茂競べ馬の練習と葵祭の関連行事

おはようございます。
ゆきちです。
昨日は上賀茂神社に行ってきました。
桜は見頃過ぎているものの、妖艶な姿をみせてくれました。
kamigamo3.jpg
昨日は手づくり市の開催日。
さらに境内の西側では「賀茂競(くら)べ馬」の練習が行われていました。
京都市登録無形民俗文化財で、徒然草にもその様子が書かれた祭儀の練習です。
行事の日はたくさんの人が沿道に群がりますが、
この日はゆっくり見学できるようでラッキー(>∀<)
騎手は装束を着ていないものの、足は本番で着用するであろう足袋を着用。
そして「賀茂競べ馬」と書かれたTシャツやジャンパー姿。
これがこれでかっこいいんです。
あのTシャツがちょっと欲しかった。
上賀茂4
練習の風景は本番さながら。
騎手の「おおおおおおおおおお」という叫び声。
馬が大地を蹴り上げる地鳴りのような重低音
その響きは、境内東側での手づくり市ブースまでしっかりと届くほど。
疾走した馬がスタート地点に帰っていくとき、
沿道へのサービスなのか、近寄ってきてくれました。
でもちょっと興奮気味?
蹴り飛ばされたらひとたまりもないなという迫力に圧倒されました。
写真を撮るのをためらってしまいました。
kamigamo1.jpg
練習のかたわら、子ども達を馬に乗せるなどのイベントもしていたので
家族連れも楽しんでいました。
「賀茂競べ馬」は5月15日の「葵祭」に先立って行われる祭儀です。
他にも上賀茂神社・下鴨神社では以下の祭儀が催されます。
簡単にですがまとめてみました。
◆5月1日 13時頃
競馬会足汰式 @上賀茂神社
馬の年齢やスピードを見て、組み合わせを決定します。
装束を着た人が騎乗しムチをいれて走る姿は迫力満点。
◆5月3日 13時~15時半頃
流鏑馬神事@下鴨神社
祭りの露払いとして古くから行われているそうです。
馬を走らせながら矢を放つ姿は圧巻。
糺の森の参道を疾走するわけで、見物客からも声があがります。
的に当たれば思わず拍手!
◆5月4日 10時~
斎王代女人列御禊神事@下鴨神社
葵祭のヒロイン斎王代のことはこちらの記事を参照いただくとして。
女人列に参加する50数名がみそぎ祓いの儀を行います。
葵祭に先駆けて、華やかな姿が見られるチャンス。
◆5月5日 11時~ 歩射神事@下鴨神社
葵祭の沿道を清める魔よけの神事。まだ実際見たことがないんですが、
さまざまな弓矢の神事が行い安全祈願をするそうです。
◆5月5日 10時~ 競馬会神事@上賀茂神社
競馬会足汰式で決まったペアで古儀にのっとり上賀茂神社の馬場を駆け抜けます。
儀式は13時頃、実際駈けるのは14時頃だそう。
◆5月12日 御蔭祭@下鴨神社
神霊を下鴨神社に迎える神事です。
16時頃には東游(あずまあそび)と呼ばれる舞を披露するそうです。
上賀茂神社でも儀式が行われますが非公開です。

以上ゴールデンウィークの京都旅行の参考にしてみてくださいね。
祭りでの撮影の際は、馬を驚かせないようにフラッシュの使用は禁止。
その他マナーを守ってのご見学をお願いしますm( _  _ )m
~くわしい内容はこちらのサイトをごらんください!~
下鴨神社
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
上賀茂神社
http://www.kamigamojinja.jp/
葵祭を見る4つのポイントとは
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2011/05/theme1/index.html
15日に役立つ葵祭コースマップ(PDFでご覧いただけます)
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/season/2011/05/theme2/index.html
葵祭(5月15日)の有料観覧席について
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/aoi_reserve.html

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる