清浄歓喜団が何かといいますと…
奈良時代、遣唐使が日本へ持ち帰った唐菓子の一種「団喜」です。
略してお団と言います。なんだか可愛らしいですね。
米粉と小麦粉でつくった生地の中に、
「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込んだこしあんを包み
胡麻油揚げています。
ちなみに昔の中身は木の実を薬草で味付けしたものだったそうです。
小豆あんを用いたのは徳川時代中期の後だとか。
こちらは餢飳(ぶと)です。これも遣唐使が持ち帰った唐菓子の一種。
神社の祭礼に供えられる神饌果でもあります。
いずれも食べるまでに軽く焼くといいそうですよ。
●亀屋清永
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【ゆきち】