伏見生まれの歴史深い羊羹

伏見大手筋商店街のほど近くにある「駿河屋伏見本舗」という和菓子店。
熨斗紙付きで和菓子を買いに来るお客さんも多く、老舗の風格を感じます。
名物は安土桃山時代にルーツをもつ「羊羹」。お店のほうで試食させていただきました。
紅色のほうが「練羊羹」で、黒いほうが大納言小豆を梅に見立てた「夜の梅」。

 

この羊羹、ます食感がシャリっとしています。店長さんが「手づくりだからこそ、この食感が生まれるんですよ」
とご説明いただきました。甘みはあるのにあっさり感があります。
大納言小豆のほうは、小豆の素朴さがプラスされていて練羊羹とは違った味わいです。
羊羹は「重い」イメージですが、こちらの羊羹は「軽さ」があります。
帰り道、カメラマンのK姉さんと羊羹の可能性について語り合ったほどこのおいしさに感激。
羊羹の甘みの余韻に浸りながら取材を終えたのでした。

▼駿河屋伏見本舗について
https://kyoto.graphic.co.jp/spot/details/id290.html
▼伏見桃山特集はこちら
https://kyoto.graphic.co.jp/pickup/kotabi/2013/05/index.html

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