先日、老舗が集まる寺町二条を歩いていて、気になるお店を発見。
2014年5月に移転オープンした京漆器専門店「象彦 京都寺町本店」です。
ちょっと入ってみることにしました。
とてもモダンな店内に並ぶ京漆器は、
伝統的な工芸品でありながらどれもスタイリッシュなアイテム。
うちにもこんな漆器があればなぁ・・・
そんなことを考えながらいろいろ眺めていると、
店員さんからぜひ手に取ってくださいとすすめられました。
直接、漆器にふれて、漆器を身近に感じることができるお店だそうです。
それでは、遠慮なく…
かわいいー
「ありがとうございます。こちらは”蕾(つぼみ)カップ”といいまして、手のひらにすっぽり収まる器なんです」
「良い色ですね。何色あるんですか?」
「3色あるんですよ。色なじみもよくて、ご家庭でも使いやすいと思います」
「お茶とかを飲むんですか?」
「お茶もですけど、コーヒーとかスープとか。
あと、わらび餅やアイスなんかを盛り付ける方もおられますね」
次にすすめられたのが、磁器、錫器、京漆器がセットになった『雪月花 利き器揃』(2万1600円)。
「京漆器はとても軽くつくられています。ほかの器と比べるとその違いがもっとわかりますよ」
ほんとだ、とても軽いですね
「この商品、好みに合わせて使えるように3つ用意したんです。
実際にこれでお酒を飲んでみると、それぞれ口あたりが違うこともよくわかってもらえます」
一目見ただけではその違いに気付く人はそうそういませんが、
素材が違えば、味も異なる。
興味深い器です。
「シンプルだけど、カワイイのもいいですね」
どれも京都の職人の手仕事が生んだ逸品なんですよ」
ところで、なぜこれほど軽いのでしょうか・・・
気になる続きは次回。
さらなる京漆器のヒミツに迫ります!