海の見える京都へいこう~海水を使った足湯

昨日から京都市を飛び出し、丹後に来ているいいとこブログです。

さて、KTRの丹後由良駅を下車。駅のほぼ目の前には「由良安寿足湯」(入浴料100円)があります。

 

館のおじさんいわく、農協の建物を改築。建築当時のモダンな雰囲気を取り戻したそうです。
薪ストーブ、木製の窓格子…小学校の椅子もあるからでしょうか。昔なつかしい学校にいる気分。

 

足湯スペースも広々としてきれい。木の香りも漂います。
ここでハクレイ酒蔵の大吟醸アイスを食べながらまったりしました。
足湯の3分の1は海水とのこと。足がべたつくのではと思いきや、むしろつるっとします。
20分くらいで額も汗ばんできました。気持ちいいわ~(-∀-)

館のおじさんに見せてもらった写真は「北前船」(買積み廻船)。
大正時代くらいまで、由良の港を行きかっていたそうです(もっと昔の話だと思っていました)。
例えばここの特産品「由良石」という花崗岩を「北前船」でなんと北海道まで運んでいたとか。この船で北海道まで…(驚)。由良石は足湯前の小学校の石垣などに使われています。(でも来年で廃校らしい・・)

おじさんには足湯館内も案内していただきました。

健康器具を置いた健康サロン室のほか
昭和の重厚な巨大金庫なども見せてもらいました。金庫の足元の石は「由良石」。
この建物が建てられるとき、まずこの石を置いて場所が決められたそうです。
↓金庫、逆光…。すごく重い扉でした。
 

この部屋では今後、由良の歴史を伝える展示などを行っていくそうです↓

農協時代の名残というカウンターもいい味出てます。
また今後は、御膳なども出せるようにしたいとのこと(今はドリンク類が買えます)。

さてさて、ここの足湯に浸かりながら食べた「ハクレイ酒蔵の大吟醸アイス」。
じつは、この足湯館から徒歩5分くらいのところで購入できるんですよ~(-∀-)
明日のブログでは、ハクレイ酒蔵さんの名物スイーツをご紹介します!

※ちなみにこの足湯館の「安寿」という名前。
森鴎外の小説「山椒太夫」で有名な安寿姫と厨子王の物語は「丹後由良」が舞台、というところから名づけられています。

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