西院春日神社の若菜粥

1月7日のランチタイムは、近所の西院春日神社へ行くことが年中行事となっています。
今日は七草粥の日
西院春日神社では「若菜節句祭」が行われ若菜粥の接待が行われます。
1月7日は5節句のうちのひとつで「人日の節句」「若菜の節句」「七草の節句」などと呼ばれています。
若菜を食し健康を祈る日なんですね。
今朝の西院は雪がちらついていましたが、お昼にはきれいな青空が広がっていました。
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境内で300円を納め、番号札をもらい席につきます。
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しばらくすると巫女さんが粥を運んできてくださいます。
若菜粥と小芋、昆布と梅干、そしてお茶。

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箸袋の印も毎年工夫があります。
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そして西院春日神社では邪気払いの「白馬飾り」が飾られます。
本殿前にありますので、手を合わせる際に見ることができますよ。
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この説明書の写真に映っているものが本殿前にあります
平安時代以来、天皇や官僚たちはこの日に白馬を見る習慣があったそうです。
というのも初春の野で若菜を食す白馬を見ることは、泰平の世の象徴だったから…。
「白馬飾り」では白馬の置物と七草と勝栗が供えられます。
白馬と七草は分かるにしてもなぜ栗なのでしょうか?
それは
・栗のイガは外敵から身を守る
・1つのイガに3つの実が入っている=子孫繁栄
・しわができるまで健康長寿
・形が宝袋=金財
などを意味しているからだとか。栗は縁起物なんですね。
ちなみにこの「白馬飾り」。
「はくば」ではなく「あおうま」と読みます。
陰陽五行説では、青色は春を表し、馬は春の動物で、朝日に映える白馬の体は青毛に見える…
そんなことから「あおうま」と読むのが正しいそうです。
平安時代の頃から続く読み方だそうですよ。
たいへん勉強になりましたm(_ _)m
西院春日神社について https://kyoto.graphic.co.jp/store/2011/01/id015.html
参考資料:西院春日神社でいただいた説明書

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