日本初!畳寺の畳供養

蘆山寺の北側にある浄土宗大本山「清浄華院」「畳供養」が行われました。針供養、櫛供養などいろいろありますが、畳供養は全国初とのこと。清浄華院には120畳にわたる大広間のある寺院。畳文化と同じく、寺の歴史も1000年以上にわたります。畳供養が始まったのは、青空晴れ渡る4月25日のこと。4月29日が「畳の日」なので、それに先立って開催されました。境内には畳でつくった護摩壇。関係者の挨拶の中には、学識者による畳の歴史や癒しの効果についても説明がありました。畳の癒し効果を持続させるための手入れの大切さを感じました。「畳ドクター」と呼ばれる職人さんたちもいらっしゃるそうですよ。

 

それから読経が始まり、護摩壇に火がつけられました。護摩壇には畳職人による「畳の護摩」のほか、「供養したい畳の思い出」をテーマに全国から寄せられた手紙やメールを焚きあげます。焚き上げている最中に、1000通以上集まった中から一部司会の方によって読みあげられました。おばあちゃんとの話、畳が大好きだった猫の話…温かなエピソードに会場はちょっとほっこりムード。

 

お経が終わったあと、畳の縁起小物がお寺の方によって手渡されました。コースターに使えそうなサイズです、アジアン雑貨のような雰囲気。おしゃれな畳小物です。さらに「清浄華院」では「畳のお守り」も授与されます。今後も寺院の受付で購入できるようなので気になる方は是非。

 

通称「畳寺」…として京都の名所になるであろう「清浄華院」。
京都御苑や蘆山寺、新島旧邸の近くにある寺院です。ぜひ立寄ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに…
畳供養当日、数量限定で「縁起畳」をいただくことができました。
半畳サイズの畳で、フローリングでも使える仕様になっています。

会場にはマスコミのほか、畳供養のウワサをききつけた老若男女が集まっていました。
半畳サイズの畳を持ち帰る様子は、みんなとてもうれしそうでしたよ(^^)

●畳産業振興会
http://tatami.in/

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