京都鉄道博物館がグランドオープンまであと1週間を切りましたね。
今回は、内覧会にて(年甲斐もなく心弾ませてしまった)数々の「体験」を紹介したいと思います。
1.運転シミュレーション
2階にある運転シミュレーションの体験コーナーです。
在来線と新幹線の2種類あり、実際に訓練で使用されているシミュレータが8台用意されています。
どれを運転するのかは、込み具合によるものと思われます。
体験ではまず受付で申し込みを済ませ、制服を着て帽子をかぶり、
気持ちを引き締め、いざ乗車。
制服は男性用、女性用、どちらもあります。
男性用は、なかなかゆったりしていて着心地もよかったです。
そして指差確認をして、いよいよ出発進行!
ホームの様子や信号を確認し、次の駅を目指して走らせます。
気分もどんどん盛り上がりますね。
今回運転したのは新幹線タイプ。
ブレーキー用と加速用のレバーで操作する、ツインレバータイプのマスコンと呼ばれるものでした。
しかし、この運転体験。
最初に運転マニュアルを通して操作方法を教えてもらえるのですが、
いざやってみるとなかなか難しいです。
シミュレータが速度超過やオーバーランにならないように何かと指示を出してくるものの、
なかなか思うように走らせられません。
ブレーキをかけるか、加速するか。
たった2つのレバーを操るだけなのに、かなり手こずりました。
うまく操作できれば、長く楽しめると思うのですが、
わたしはひとつ目の駅でオーバーランしてしまいあえなく終了。
みなさん、どこまで行けるかぜひチャレンジしてください。
2.軌道自転車体験
こちらは1階にある軌道自転車。
線路に傷みがないかチェックする「保線」、
つまり線路点検用の仕事で使われるものです。
線路に何も傷みがなければスムーズに走るようになっているのでしょう。
少しペダルをこぐだけで、スイスイ進んでいきました。
自転車を降りて、いっしょに乗ったゆきちにそのことを伝えると、
「え、わたし、しんどかったけど。一生懸命こいでたの、わたしだけ?」
と言われ猛省。
2人1組で力をあわせて進んでいくようになっているようです。
体験する際は、お気を付けください。
3.発券体験
2階の駅改札口が設置されている場所では、
特急券の発券操作が体験できるようになっています。
旅行とかに行くとき、窓口の駅職員さんが手際よくパネルを操作して、
発券してくれるあの操作です。
なお、そばには券売機もあり、そちらで発券することもできます。
改札をどうやって切符が通っていくのか観察もできますよ。
4.その他の体験
1階の踏切体験。ボタンを押すと、カンカンカンカンと音が鳴り、遮断機が下りてきます。
電車の運行をコントロールする指令所(2階)。指令を出す仕組みが体験できるようになっているそうです。
ほかにも電車を安全に走らせる装置が鉄道模型で体験できるコーナーや、
連結の仕組みにふれるコーナーなどいろいろあるので、
時間の許す限りいろいろ体験したいものです。
さて、次回はグルメ編。
駅弁やレストランなどご紹介します。
【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都鉄道博物館内覧会レポート~展示物編~
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