Monthly Feature 京都のおみやげ

京都 おみやげ 限定品の京みやげ

定番かと思えば少しちがう、有名店の隠れ人気商品など、いつもと違う品を選びたい方におすすめの京みやげです。

白は御所の白砂

千枚漬
千枚漬本家 大藤 新京極店

せんまいづけほんけだいとうしんきょうごくてん

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京都三大漬物のひとつ「千枚漬」は、京都御所で料理方を務めたという「大藤」の初代が考案しました。10月に収穫した蕪の中心部だけを透き通る程に薄く切っていきます。味付けは創業当初より一子相伝。昆布の旨みをたっぷりしみ込ませた程よい甘酸っぱさはサラダ感覚でいただけます。千枚漬には壬生菜の漬物もついており、千枚漬の白は御所の白砂を、壬生菜の緑は御所の松をイメージしているとか。販売期間は10月~3月頃。

毎年食べたい秋

栗おはぎ
京都くりや

きょうとくりや

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明治時代に園部町の本店から暖簾分けした「京都くりや」。秋限定の『栗おはぎ』は、新栗の収穫時期にしかつくられない逸品です。江州産のもち米を包むのは、添加物を使っていない栗本来の味・色・香り。丹波栗を裏ごしすることで、栗のぷつぷつ感が残る、やわらかな栗あんに仕上げています。ちなみに、京都府南丹市園部町の「生身(いきみ)天満宮」にて秋祭りが行われる頃、丹波地方では新栗を使った栗おはぎがつくられていたそうです。

菓子で仰ぐ涼

上うちわ
蒼穹

そうきゅう

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2009年、川端通の疏水沿いにオープンした「蒼穹」。蒼い弧の描かれたのれんが印象的な店構えです。菓子の材料には安心・安全なものをこだわって厳選。お茶に合うような手づくり菓子を取り揃えています。6月~9月頃には、『上うちわ』が季節限定で登場。うちわの形になった焼き麩にすり蜜をひいて抜き型で和柄をつけるという手のかかった工程を経てつくられています。味わう前に仰ぎ愛でたくなる風流な逸品。夏の手みやげにおすすめ。

魚、つるり

ハモそうめん
いづ萬 京都本店

いづまん きょうとほんてん

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弘化元年(1844年)に創業して以来、100年以上続く京都の老舗かまぼこ店。京かまぼこの歴史は、ここ「いづ萬」からはじまりました。今も昔ながらの製法を受け継ぎ、さらに磨きをかけながら伝統の味を継承しています。『ハモそうめん』は、季節限定の味わいで6~9月頃に販売。魚本来の旨みとぷりぷりの食感、そして豊かな香りが楽しめます。あっさりとした上品な味わいは、夏のおみやげにきっと喜ばれるでしょう。

気づけばクセに

さくらんぼの金平糖
緑寿庵清水

りょくじゅあんしみず

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店に漂う甘い香りは風に乗り、時に鴨川の辺りにまで届くそう。「苺」「林檎」といったバラエティ豊かな金平糖は4代目からはじめた取り組み。伝統の技術を継承しながらも新しい味に挑戦し、金平糖づくりの新たな歴史を刻んでいます。さくらんぼの果肉をつぶして約16日間かけてつくる『さくらんぼの金平糖』は4月の限定品。金平糖だけでなく、商品をイメージした包装、容器、リボンの色なども手抜きなし。「おみやげにしたい」という想いがかきたてられます。

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