多くの人に親しまれている京都の定番みやげ。商品の歴史や成り立ちもみやげ話にお持ち帰りください。
- 阿闍梨餅
- 阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月
あじゃりもちほんぽきょうがししまんげつ
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- 百貨店の販売ブースで行列ができていることも珍しくない「満月」。人々のお目当ては『阿闍梨餅』(105円)です。もっちりとやわらかな皮に、ぎっしり詰まった丹波大納言のつぶあん。その味わいと手頃な値段、また1個から買える利便性が京都の人に長く愛される理由です。『阿闍梨餅』の形は、阿闍梨僧がかぶる網代笠を模したもの。本店向かいで毎日焼き上げられ、店頭ではほんのりあたたかなうちに販売されます。オーブンで軽く焼いて食べるのもおすすめ。
- 長五郎餅
- 長五郎餅本舗
ちょうごろうもちほんぽ
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- やわ肌のような羽二重餅。中にはなめらかなこしあんがたっぷりと詰まっています。創業天正15年。400年以上に渡って受け継がれる『長五郎餅』(6個入り・840円)とは、あの豊臣秀吉が名付けました。安土桃山時代に開催された「北野大茶会」で献上されたこの餅を、秀吉自身が大変気に入ったんだとか。口にすれば、さらりとしたやさしい甘さが広がる『長五郎餅』。毎月25日には北野天満宮境内の茶店でも購入・飲食ができます。
- 豆餅
- 出町ふたば
でまちふたば
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- 京都を代表するおまん屋さん「出町ふたば」。早朝から行列の絶えないこの店の一番人気といえば『豆餅』です。つきたての餅に富良野産の大粒赤エンドウ豆をまぜこんだ『豆餅』。ぼてっとした素朴な形と、真っ白な餅からうっすらのぞく赤エンドウ豆がなんとも愛らしく感じる一品です。手に持てばずっしり重くても、ぺろりといただけるのは餅・餡・豆の絶妙な味加減ゆえ。出町柳を、そして京都を代表する名物として、今日も出町柳の店頭に並びます。