- 平安神宮の南側にある「岡﨑神社」。森に囲まれたような境内に立てば、スピリチュアルなパワーを感じるでしょう。794年の平安遷都の際、桓武天皇の勅願により平安京の四方に建立された社のひとつといわれ、都の東に建つことから「東天王」と呼ばれています。天王とは、御祭神のスサノヲノミコトのこと。古来より厄除け、安産、方除けの神としても信仰を集めています。そんな歴史ある神社が、なぜ今年おすすめの初詣スポットなのか…それはあの小動物と深いご縁があるからです。
- 1.狛うさぎ 2.絵馬 3.おみくじ
- 4.提灯 5.手水舎の子授けうさぎ
- 6.社殿内の行灯 7.お守り
- 8.境内東側にある「母子うさぎ」
- 9.人招きうさぎ
- 境内を歩けば、あちらこちらに「うさぎ」を見つけることができます。社殿の前の招きうさぎ、狛うさぎ、小さな白うさぎの像。手水舎(ちょうずや)には黒いうさぎ像、境内の東側には2匹の石像。さらには提灯や障子、絵馬やお守りにもうさぎが描かれています。そのかわいらしさは参拝者のアイドル的存在。しかし、なぜ「うさぎ」なのでしょうか。まず、御祭神の神使がうさぎといわれていること。そして、かつてここ一帯が野うさぎの生息地であったことなどがいわれとして残っています。また、うさぎが子沢山であることや、御祭神が子宝に恵まれていたことなどから「安産の神」としても有名。境内の手水舎にある黒いうさぎ像は「子授けうさぎ」と呼ばれ、多くの人が参拝に訪れています。木々に囲まれた神社の陰からは、今にもうさぎが飛び出してきそうな雰囲気。参拝がてらたくさんのうさぎを見つけて心和む時間を過ごしてみませんか。