京のこたび

2018.03.01

京のこたび:春の花咲く、山科歩き2選

古代や近世の歴史的な文化財が多く残る山科エリア。おだやかな日差しを感じながら、春の山科を楽しむ散策コースを2つご紹介します。ひとつはピクニック気分で。もうひとつは山科の歴史名所を巡りながら。春の花咲く京都・山科を満喫しましょう。

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1大石神社
忠臣蔵で有名な赤穂義士・大石良雄(内蔵助)が、討ち入り前に隠棲した地・山科。その大石内蔵助を御祭神とする「大石神社」には、大石桜と呼ばれる御神木があります。桜の見頃は3月末~4月上旬。満開時期のみライトアップ。

2Smile Kitchen Jiku
椥辻駅へ移動したら、手づくりケーキや食事が楽しめるカフェ「Jiku」でひと休み。お昼なら、漢方や旬の食材を使った薬膳ランチ『薬膳Jikuごはん』がおすすめ。

3勧修寺
小野駅へ移動し、まずは「勧修寺」へ。水戸光圀公寄進と伝わる灯籠や樹齢750年という低木・ハイビャクシンなどを観賞したその奥には、桜咲く園池が広がります。桜の見頃は4月上旬。

4隨心院
平安時代の歌人で、絶世の美女と伝わる小野小町ゆかりの「隨心院」。境内には、はねず色と呼ばれる梅花を中心に約230本の梅が咲き誇ります。梅の見頃は3月下旬。境内では写経・写仏も可能。

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