- 靴づくりを始めてから15年。
向き合い続ける覚悟。 -
「日本における靴づくりの歴史は、まだまだ浅い。もっと自分に出来ることがあるんじゃないか。」履物作家 野島孝介 氏は、日本の靴づくりの明日を考え続けている。
1975年愛知県に生まれ、静岡県藤枝市にて育った野島氏は、歴史と剣道、そしてファッションが好きな少年だった。
「おしゃれは足元から」と言う様に、ファッションにおいて重要なポイントとなる〈靴〉。一生をかけて情熱を向けられる仕事がしたいと考えていた23歳の野島氏はある日、今の日本で履かれている靴は皆、ヨーロッパからの輸入文化としての靴であることに気付く。
「自分自身の手で、日本の歴史・文化・風土に合った靴をつくりたい」という熱い想いを抱いた野島氏は、24歳で浅草の靴メーカーに就職。念願の「靴づくり」への第一歩を踏み出す。
ほぼ独学で靴づくりを学び、作品を作り続けた野島氏。6年半のメーカー勤務を経た後、2006年2月、京都に念願のアトリエ兼ショップ「吉靴房」をオープン。その質の高さとデザイン性から着実にファンを獲得し、今では注文から数カ月待ちも当たり前なほど人気となった。
- 洋服にも、着物にも合う靴を。
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既製品にはない、独特のデザインが魅力的な吉靴房の靴は、日本の文化である着物にも合うようにデザインされている。着物に靴を合わせる、というと違和感を感じるかもしれないが、合わせてみると意外なほどしっくりとなじむ。
吉靴房の靴は、まさに野島氏の目指す「日本の歴史・文化・風土に合った靴」なのである。 たまには着物を身にまとい、吉靴房の靴を履いて京都の街を散策してみては?きっと、いつもの風景も違ってみえるだろう。
- お好きな色・お好きな形で、
自分だけの一足に。 -
吉靴房の靴は、皮の素材やステッチの色等を自分好みに指定できる、セミオーダーメイドスタイル。
キャメル、赤、青、緑と色とりどりの本革が並ぶ。皮の色味を選ぶだけでも迷ってしまうほど、そのバリエーションは豊かである。
靴のデザインも、ベーシックなデザインから個性的なデザインまで40種類以上と豊富。ひとくちに足の寸法を測るといっても、かかとから足の指の一番長いところまでや横幅、甲の高さまで詳細に寸法をとっていくため、自分の足に合った履き心地の良い一足に仕上がる。
どの色、どの形にしようかと深く悩めば悩むほど、完成したその靴に愛着がわくもの。
世界で一足、本当に気に入る一足に出会うために、是非とも大いに悩んでほしい。10年経っても色あせない、履き続けられる一足を履物作家と一緒につくってはみませんか?
吉靴房
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- 住所
- 〒602-8406
京都市上京区大宮通寺之内下ル花開院町111-2
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- 電話番号
- 075-414-0121
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- 営業時間
- 10:00-16:00(月曜・金曜)
14:00-17:00(土曜・日曜)
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- 休業日
- 毎週火・水・木曜日定休
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- 駐車場
- なし
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- 交通アクセス
- ●地下鉄「今出川」 徒歩20分
●京都市バス「堀川寺之内」 徒歩5分
●京都市バス「今出川大宮」 徒歩10分
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- ウェブサイト
- http://kikkabo.jp/
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- 公式通販サイト
- http://kikkabo.info/