Monthly Feature 09 京都水族館周辺を巡る

京都水族館周辺を巡る

東寺とうじ

大宮通を南へまっすぐ。東海道本線の高架を通り抜けた先に世界文化遺産「東寺」があります。平安遷都の際に建立された官寺で、のちに空海が密教の根本道場にしました。五重塔、立体曼荼羅…密教文化の美術品や建造物は見応え十分。毎月21日には弘法市と呼ばれる縁日でにぎわいます。

六孫王神社ろくそんのうじんじゃ

京都水族館前の大宮通を南へ向かい、八条通を右折。東海道本線の高架を右に眺めながらまっすぐ歩いた先にある神社です。源氏の祖・源経碁(みなもとのつねもと)の父が清和天皇の六男で「六孫王」と呼ばれていたことが神社名の由来。春は桜の穴場名所で、ゆっくり桜を愛でたい人におすすめ。

島原しまばら

七条通の北側にある京都市中央卸売市場。その東側あたりに日本最初の官許の廓「島原」があります。置屋の「輪違屋」、島原の揚屋建築唯一の遺構「角屋」(現在、角屋おもてなしの文化美術館を開館/季節限定公開)、島原の正門「島原大門(おおもん)」など花街の情緒を今に伝えています。

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