京のお昼特集 京の暮らし感じる 町家ランチ

2018.03.01

江戸や明治、大正の時代に建てられた、趣ある町家。多くは住居と仕事場が一体になった造りで、さまざまな職業の人々が生活や商売を営んできました。そんな町家を改築したレストランやカフェで、それぞれの暮らしに想いを馳せながらランチを楽しんでみませんか。

元呉服商の旧住宅で和フレンチ

o・mo・ya東洞院

お・も・や ひがしのとういん

呉服商の店舗と住居を兼ねた築120年の京町家。その住居部分をレストランにした店が「o・mo・ya東洞院」です。庭や床の間を望む広い座敷は当時のままで、優雅な佇まいを残しています。そんな空間で楽しめるのは、たくあんを混ぜ込んだポテトサラダや、ひじきのピューレを添えたオムレツなど和とフレンチが融合した料理。その日の仕入れによってメニューが変わる彩り豊かな『ランチプレート』で、新しい味わいをご堪能ください。

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元米屋の町家で手づくり洋食

西陣カフェ chouchou favori

にしじんカフェ シュシュファボリ

築200年の米屋を改築した「chouchou favori」。間口が狭く奥行きの深い、京町家の特徴である「うなぎの寝床」のつくりを残しています。昔は米が置かれていたという入り口を抜けると、開放感ある空間。そこで味わえるのは、フレンチやイタリアン経験もある店主手づくりの『熱っ!!あつ鉄板ハンバーグ』。新鮮な朝挽きミンチの中に荒く刻んだ肉を入れ、食感に変化を加えたひと品です。ワインをたっぷり使った、薫り高いデミグラスソースを絡めてどうぞ。

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元表具家で一汁三菜の和定食

まつは

まつは

ショーウインドーに掛け軸が飾られるなど、巻物や掛け軸などを仕立てる表具屋だった頃の名残を感じる「まつは」。入口から奥までは「通り庭」と呼ばれる土間が続き、かつて使われていた「おくどさん」(かまど)もその姿を留めています。小上がりになっている畳席のほか、店内でゆっくり味わえるのは週替わりの『一汁三菜』。ていねいにとったダシが利いたおばんざいや鉄釜で炊かれるご飯で、ほっこりやさしい気持ちに浸れます。

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元織家で黒豆づくし

Bean's Goody

ビーンズ グッディ

京丹波の黒豆だけでつくったノンカフェインコーヒーや料理を提供する「Bean`s Goody」。元織屋を改築したその天井には、機を織るときに糸を掛けていたという竹が残されています。「黒豆の味を知ってほしい」というメニューの中でも、おすすめは『黒豆ベジバーガーランチ』。黒豆やとうふ、蒟蒻でつくったパテを、乳製品不使用の自家製パンで挟んだベジタリアンにも嬉しいメニューです。ソースはテリヤキとケチャップからお好みで選べます。

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