Monthly Feature 08 京都 五山送り火

五山送り火の過ごし方

お盆の終わり、夜空に祈る
京都の夜空に浮かび上がる5つの絵文字。その光景にわっと歓声をあげる方もいるかもしれません。しかし五山送り火は先祖を冥土へと送る厳かな伝統行事。心静かに祈る想いで鑑賞しましょう。
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過ごし方(1)護摩木を申し込みましょう

五山送り火では護摩木が点火資源として燃やされます。この護摩木を手に入れ、無病息災と記し奉納しませんか。そうすれば祈りの気持ちがより一層強くなって、五山送り火の瞬間を迎えることができるでしょう。


■護摩木の受付

大文字(銀閣寺門前) 船形(西方寺門前) 左大文字(金閣寺門前) 鳥居形(化野念仏寺駐車場)
15日12:00~20:00
16日6:00~14:30
2~15日8:00~16:00
16日8:00~10:00
15日9:00~15:00
16日7:00~14:00
13~15日9:30~16:00
16日9:00~15:00


※受付時間は予定です。

過ごし方(2)どこから見るかを決めましょう

よく見えるおすすめのスポットはこちらです。

大文字(20:00点火) 1:賀茂川(鴨川)堤防
妙法(20:10点火) 2:妙/北山通(ノートルダム女学院周辺)
3:法/高野橋北
船形(20:15点火) 4:北山大橋北西
左大文字(20:15点火) 5:西大路通
鳥居形(20:20点火) 6:松尾橋
7:広沢池

※「五山送り火マップ」をご参照下さい。
※各山とも約30分灯されます。
※気候条件によって時間は前後します。

過ごし方(3)水に映して飲みましょう

酒をついだ杯や水を入れた盆に大文字の大の字を映して飲むと、無病息災のご利益や中風にならないと言われています。ぜひチャレンジを。

過ごし方(4)他の行事もセットにしましょう

例えば、渡月橋界隈では「嵐山灯篭流し」が行われます。大堰川を流れる灯篭と鳥居形の灯り…幻想的な光景の中でお盆の終わりをしめくくるのも一段と風流なものです。

過ごし方(5)消炭を集めましょう

五山送り火が終わった翌日。火床に残った消炭を集めに山へ登る人がいます。それは、この消炭を半紙に包んで軒先に吊り下げておけば、家の魔除け・厄除けのお守りになるといわれているから。昔は煎じて飲んでいたという話も伝わっているとか。

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