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【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】なぜ神社に電車?


明治28年、平安遷都1100年を記念して創建されたのが岡崎のシンボル「平安神宮」。その神苑の入口からわりとすぐのところでで~んと展示されているのが市電車両です。

神苑の木々に囲まれもはや遺跡のような雰囲気を醸し出しています。

京都で「市電」というと、1895年に開業した京都電気鉄道による日本初の一般営業用鉄道のこと。当初は、琵琶湖疏水の水力発電によって動いていました。平安神宮誕生のきっかけにもなった第4回内国勧業博覧会にあわせて開業した路線が平安神宮の近くを走っていた縁もあり、記念として平安神宮へ渡ったようです。

なぜ平安神宮に電車?と疑問に思われがちですが、神宮創建の歴史とつながっていたわけですね!

ちなみにこの車両は、市電の数ある路線のうち、一番最後に廃止された北野線を走っていたらしく、狭軌1形(N電)2号とのこと。N電は通称名で、狭軌(ナロー)車のこと。レールの間隔が標準より狭いと思ってもらえればと思います。

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】5月の嵐電


5月の早朝に、嵐電「嵐山駅」へいってきました。

人はほぼゼロ。

ホームには藤の花が初夏を演出。

緑もきれい。

竹をモチーフにしたベンチもあります。

ホームに止まっていたのはブラウンカラーのレトロ車両。

だれもいない車内。

平日だったのですが、

嵐電嵯峨駅で乗客が一気に増えました。

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都鉄道博物館内覧会レポート~グルメ編~


いよいよ明日に迫った京都鉄道博物館がグランドオープン。
最後は館内でいただけるさまざまな食事をご紹介します。

京都鉄道博物館の過去の投稿はこちら↓
展示物編 体験編

1.食堂車でお弁当を食べる


プロムナードに展示されているブルートレインの食堂車では、さまざまなお弁当が食べられます。


いろんなおかずが盛り付けられた華やかな「梅小路弁当」。


梅ご飯や抹茶いなりなど、趣向を凝らした「SL弁当」。


「ウメテツランチBOX」は、京都鉄道博物館限定のお弁当箱入りです。


「昔ながらの幕の内弁当」もあります。
寝台車ではありませんが、
風情ある車内で食べる駅弁はやはり最高です。

2.電車を見ながら食事ができるレストラン


続いては2Fにあるレストラン。
ここは、なんといってもこの見晴らしの良さが一番のポイント。
走行する電車や貨物駅の様子などを見ながら食べられます。
京都駅やJR貨物駅に近く、在来線や新幹線など複数の線が入り混じる場所だからこそ
広がる光景なんです。

きっと鉄道ファンでなくともワクワクしてしまうのではないでしょうか。

そんな景色とともに楽しみなのが、
電車をモチーフにした数々のメニュー。

玉子で包まれた流線形のフォルムが見事な、ドクターイエローのオムライス。
今にも走り出しそうなひと皿です。


こちらは国の重要文化財に指定されている扇形車庫(ご飯)と機関車(ウインナー)、そして転車台(目玉焼き)を模したメニュー。ちなみにウインナーは6本ですが、展示される機関車の数はもっと多いです。


スパゲティには、ミートソースの上から線路をトッピング。


お子様ランチのプレートは、
京都鉄道博物館公式キャラ「ウメテツ」がおいしいよとおすすめ。


おやつメニューは、往年の鉄道ファンも楽しみなメニュー。
京都駅から白浜・新宮方面まで運行している「くろしお」の旧型でもある
ブルドッグ型と呼ばれたボンネットがモチーフになっています。

いろんな楽しみがある京都鉄道博物館。
通常は10時開館ですが、4/29~5/8のゴールデンウィーク中は9時開館です。
また、週末には現役の鉄道社員さんが来館されて、
さまざまなお仕事体験も開催される予定となっています。
チェックしてからぜひお出掛けを。

京都鉄道博物館
京都市下京区観喜寺町 梅小路公園内
開館時間 10:00~17:30(入館は17:00まで)
※GW中(4/29~5/8)は9:00~18:30
休館日 水曜日、年末年始
※祝日、春休み、夏休みは開館
料金 一般1200円、大学・高校生1000円、中・小学生500円、幼児(3歳以上)200円
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【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都鉄道博物館内覧会レポート~体験編~


京都鉄道博物館がグランドオープンまであと1週間を切りましたね。
今回は、内覧会にて(年甲斐もなく心弾ませてしまった)数々の「体験」を紹介したいと思います。

1.運転シミュレーション

2階にある運転シミュレーションの体験コーナーです。
在来線と新幹線の2種類あり、実際に訓練で使用されているシミュレータが8台用意されています。
どれを運転するのかは、込み具合によるものと思われます。

体験ではまず受付で申し込みを済ませ、制服を着て帽子をかぶり、
気持ちを引き締め、いざ乗車。

制服は男性用、女性用、どちらもあります。
男性用は、なかなかゆったりしていて着心地もよかったです。

そして指差確認をして、いよいよ出発進行!
ホームの様子や信号を確認し、次の駅を目指して走らせます。

気分もどんどん盛り上がりますね。


今回運転したのは新幹線タイプ。
ブレーキー用と加速用のレバーで操作する、ツインレバータイプのマスコンと呼ばれるものでした。
しかし、この運転体験。
最初に運転マニュアルを通して操作方法を教えてもらえるのですが、
いざやってみるとなかなか難しいです。
シミュレータが速度超過やオーバーランにならないように何かと指示を出してくるものの、
なかなか思うように走らせられません。
ブレーキをかけるか、加速するか。
たった2つのレバーを操るだけなのに、かなり手こずりました。
うまく操作できれば、長く楽しめると思うのですが、
わたしはひとつ目の駅でオーバーランしてしまいあえなく終了。
みなさん、どこまで行けるかぜひチャレンジしてください。

2.軌道自転車体験


こちらは1階にある軌道自転車。
線路に傷みがないかチェックする「保線」、
つまり線路点検用の仕事で使われるものです。

線路に何も傷みがなければスムーズに走るようになっているのでしょう。
少しペダルをこぐだけで、スイスイ進んでいきました。
自転車を降りて、いっしょに乗ったゆきちにそのことを伝えると、
「え、わたし、しんどかったけど。一生懸命こいでたの、わたしだけ?」
と言われ猛省。
2人1組で力をあわせて進んでいくようになっているようです。
体験する際は、お気を付けください。

3.発券体験


2階の駅改札口が設置されている場所では、
特急券の発券操作が体験できるようになっています。


旅行とかに行くとき、窓口の駅職員さんが手際よくパネルを操作して、
発券してくれるあの操作です。


なお、そばには券売機もあり、そちらで発券することもできます。


改札をどうやって切符が通っていくのか観察もできますよ。

4.その他の体験


1階の踏切体験。ボタンを押すと、カンカンカンカンと音が鳴り、遮断機が下りてきます。


電車の運行をコントロールする指令所(2階)。指令を出す仕組みが体験できるようになっているそうです。

ほかにも電車を安全に走らせる装置が鉄道模型で体験できるコーナーや、
連結の仕組みにふれるコーナーなどいろいろあるので、
時間の許す限りいろいろ体験したいものです。

さて、次回はグルメ編。
駅弁やレストランなどご紹介します。
【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都鉄道博物館内覧会レポート~展示物編~

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【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都鉄道博物館内覧会レポート~展示物編~


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4/29のグランドオープンに向けて着々と準備が進められている「京都鉄道博物館」。
老若男女いろんな方が楽しめる京都観光の新たなスポットとして期待されている施設です。
その施設内部が4/1、プレス向けに公開されました。
コンセプトは「見る、さわる、体験する
そんな施設の様子をレポートします。

まずは「展示物」。


とにかく名車が豊富で、0系新幹線や寝台特急のトワイライトエクスプレスなど、実物の車両を全53両展示。
間近で感じるその迫力は、鉄道模型なんかと違い本物の重厚感に圧倒されます。
実際にいろいろ触れられるのもうれしいです。


すみのほうで見つけた100系。0系の進化版だけあって、かっこいいです。


2Fからは壮観な眺め。


懐かしいヘッドマークもいっぱい。


車体の下にもぐって車両の底が下から見られる「かさ上げ展示」はこんな様子。
何だか複雑な仕組みになっているけど、興味がわいてきます。

車両の展示以外も充実。

ぞくぞくしたのは列車のダイヤを組む人たちが働く「指令室」。どんな風に働かれているのか、気になります。


総延長1キロの線路が敷かれた日本最大級のジオラマ。
子どもの目線を想定して、手前は高さ60㎝あたりのところを列車が往来する様子が眺められるようになっているそうです。
ただ奥のほうもよく見えるように、レイアウトにはさまざまな工夫が凝らされているとか。
走行している車両は、よく見かける在来線だけでなく、ハヤブサやカシオペア、トワイライトエクスプレスなどの人気車のほか、
JR以外の私鉄も走っているというどんな鉄道ファンも楽しめるうれしい演出。

見ていても、全然飽きない展示物。
しかし館内の見どころはほかにも盛りだくさん。
次回は「体験編」をお届けします。

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】新駅開業!嵐電「撮影所前」駅


4月1日、嵐電北野線に「撮影所前」駅が開業しました!
※写真は完成間近の頃

帷子ノ辻駅と常盤駅の間で、JR嵯峨野線「太秦」駅からは約200m以内という立地。

駅から東映太秦映画村の撮影所側入口はほぼ一直線に約100m。

その途中には太秦名物の和菓子屋さんもあります。

北野線は2016年に全通90周年を迎える路線。

北野天満宮や龍安寺・仁和寺などの流れで太秦映画村へ出かける際に

活用できそうですね!

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】京都と奈良の県境「幻の大仏鉄道」へ


第6回目となる【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!

今回は京都市を飛び出して京都府木津川市へやってきました。
(※木津川市…奈良時代に恭仁京が置かれ、浄瑠璃寺や海住山寺など国宝を有する寺も多い)

明治時代に設立された民営の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」(上写真は社章のモニュメント)。

官営鉄道(明治時代に政府が直営した鉄道)の東海道線とはまた別のルートで

大阪~東海圏の路線網を広げていきました。

そのひとつが奈良と加茂(京都府木津川市)を結んだ「大仏鉄道」です。

 

大仏鉄道は、現在でいう「関西本線」の前身で、

当時は深紅のイギリス製蒸気機関車が走り、

名古屋方面からの奈良の大仏参拝客を乗せておおいに賑わったそうです。

 

しかしこの大仏鉄道、大きな弱点がありました。

奈良へ至るには、黒髪山という急こう配を登らなければいけません。

そのぶん石炭の消費量も多くなりますし、

坂道を上る途中で機関車が立ち往生することもあったそうです。

 

そうして明治40年、奈良へ至る平坦な路線が開通。これにともない大仏鉄道は廃線。

 

大仏鉄道が稼働したのは、わずか9年。

線路跡も残されておらず、資料も少ないことから、

いつしか「幻」の鉄道と呼ばれるようになりました。

 

大仏鉄道の遺構として残されているのは、当時の橋台や隧道(トンネル)。

ちょうど田畑や山の中に残っているので

ハイキングしながら遺構巡りができると最近人気なんですよ。

 

出発地点は、JR「加茂」駅。

奈良駅周辺まで約4時間のコースです。

最初のほうは虫が道の真ん中で転がっている、そんなのどかな道を歩いていきます。

石造りの「観音寺橋台」

竹林に囲まれた山道。途中ぬかるんだ部分もあり。

大仏鉄道ハイキングコースの人気ポイント「鹿背山橋台」で遺跡気分を満喫。

道中は案内板もちょこちょこ出てくるので安心。

煉瓦造りのトンネル「梶ヶ谷隧道」

各ポイントにパネル説明があるので、勉強になります。

 

2時間くらいで山道を抜けて車の行きかう県道に入ります。

県道に入れば、飲食店もあるのでお昼ごはんも問題なし。

ちなみに私たちは「レガル」というパン屋さんでサンドイッチを買いました。

京都府と奈良県の県境近くにある「松谷川隧道」。ここは中にはいれません。

京都府から奈良県に入るのは、そこから歩いて30分くらいのところでしょうか。

奈良に入って1時間~1時間半くらいで奈良駅周辺に到着。

最後は鹿とたわむれ、

そのまま奈良駅から帰宅できる…という利便性の高い大仏鉄道ハイキング。

自然いっぱいのコースは、遺跡好き・鉄道好きはもちろん鉄道に興味がない方でも楽しめると思います。

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】嵐電 西院駅に響く懐かしい音


嵐電嵐山本線の「西院駅」ホームすぐそばの踏切には、

鐘を打ち鳴らす「電鐘式踏切警報機」が活躍しています。

機械的な警報音を再生するタイプが今は主流のようです。

「電鐘式」は、カァンカァンとどことなくかわいらしい音を鳴らします。

ちなみに西院駅周辺はただいま工事中。

阪急の西院駅と嵐電の西院駅、

両駅のバリアフリー化や利便性の向上などを目指しているんですよ。

段階的に取り組まれるようなので、年々どんなふうに町が変わるのか楽しみです。

↑西院駅の近くにあります(^^)

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】叡山電車のノスタルジック号


下鴨神社のある出町柳駅から貴船・鞍馬・八瀬方面へと運んでくれる叡山電車。

出町柳駅~八瀬比叡山口駅間の叡山本線は、大正時代の1925年9月27日に開業しました。

つまり2015年で開業90周年。

2015年、開業90周年を迎えています。

そんなわけで、2015年9月27日、記念車両「ノスタルジック731」が運行をスタート。

この車両は、開業した頃に運行していたという「デナ1形」をイメージ。

レトロなグリーン1色のシンプルな車体に、木目調の車内でした。

ちなみに、八瀬比叡山口駅から比叡山の頂上付近へと

運んでくれる叡山ケーブル(京福電気鉄道鋼索線)も開業90周年です。

ちなみに(その2)!!

叡山電車にも警察車両トレインが2013年頃から走っています。

パトカー+トレインで「パトレイン」。

車体に描かれているカモさんは、下鴨警察署のマスコット「シモガーモ」だそうです。

ノスタルジック号に、パトレインに、展望電車きらら・・・

叡山電車、いつの間にやらいろんな車両が楽しめますね。

ちなみに(その3)!!!

叡山電車「出町柳」駅は、「京都いいとこマップ」設置ポイント。

改札内のこちらで9・10月号を発見。(9/29時点)

見当たらたない時は駅員さんにおたずねください。

【京都いいとこ鉄道取材班がゆく!】阪急電車 西院駅の鉄道遺産


阪急電車 京都線「西院」駅。

始発の河原町駅から4番目の駅です。

ごくごく普通の駅ですが…

じつは、西院駅~大宮駅(始発の河原町駅から3番目)は、1931年(昭和6年)に誕生。

日本で2番目・関西では第1号となった地下線路なんです!

土木学会推奨土木遺産というものにも選ばれているんですよ。

ちなみに日本最初の地下線路は、東京の浅草~上野間で昭和2年の開業。

その地下路線を通る梅田駅方面行きの電車は、

西院駅を出発するとほどなくして地上線路に出ます。

そのトンネルの出入り口にこんな扁額と鷲の像が設置されています。

トンネルの扁額と聞けば、京都ツウの方なら「琵琶湖疏水」を思い出すかもしれませんね。

阪急電車 西院トンネルの扁額は、

当時の社長の揮毫で、言葉は「天人併其功(てんじんそのこうをあらわす)」。

トンネル完成の喜びを表す言葉です。

開業時にかけられて以降、電車の安全を鷲の像とともに見守っています。

・・・そして、そんな西院駅に足を運ぶ際は、

ぜひ「京都いいとこギャラリー」にもお越しください。

京都いいとこマップのバックナンバー閲覧や、

西院いいとこマップの無料配布など

観光情報が手に入りますよ。

オリジナル京都ポストカードも絶賛販売中。

アクセスはこちら

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