京都のひな祭り行事や風習

今日はうるう年!そして3月3日はひなまつり

お内裏様とお雛様イメージ(昨年の蒼穹さん)

京都のひな祭り行事ひな祭りの習慣をご紹介したいと思います。

【ひな祭りの歴史】
●平安時代の宮中で子女が行った「ひいな遊び」。
●紙人形を川に流し穢れを払う中国の習わし
が合体!

●厄払いの行事になる

●女子の健やかな成長を祈る年中行事へ発展

【関東と京都のひな祭りの違い】
●男雛と女雛の並ぶ位置が違います。

●京都:京都御所の立ち位置。
(御所の紫宸殿は南向き。天皇から見て日が昇る方角(※左)の方が位の高い位置とされた)

●大正天皇からは西洋風に並ばれるようになる。

●よって関東では京都の逆位置が主流。

【なぜ桃の花?】
古来より桃の花には邪気払いの霊力があると考えられていた。子孫繁栄・長寿の意味も。
京都御苑西側、梅林のとなりに桃林があります。見頃は3月中旬~。

京都御苑 桃林

【ひな祭りの和菓子】
引きちぎったような形の外郎やこなしに、きんとんや餡をのせた和菓子「ひちぎり」。

平安時代、宮中の儀式に使った戴餅に由来。華やかでユーモアな和菓子。

仙太郎 ひちぎり

【京都のひな祭り行事ピックアップ】

つりびな展/法住寺

春の人形展/宝鏡寺

春桃会/三十三間堂

ひいなまつり/市比賣神社

流し雛/下鴨神社

京都いいとこマップ3・4月号より抜粋

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